愛情の波

 スピリチュアルで考える現世の6年目は「愛情」の波の年に当たります。理想的なのは信頼関係を構築し、互いに助け合うことですが、パートナー、家屋、友人、同僚との関係は簡単に悪化してしまうものであり、それを乗り越えて関係性を保つことが重要です。大きなイベントも発生し易い時期ですから、その派手さに惑わされないように注意する必要もあります。例えば女性であれば、結婚や出産が控えている可能性があります。マリッジブルーと言われるように、おめでたい反面、ストレスフルな状況に置かれることもあります。それを乗り越えるためのアドバイスをスピリチュアルカウンセラーから受け取るようにして下さい。
 6という数字はスピリチュアル的には「妊娠」「教師」を意味します。つまり「育てる」ことがテーマとなる年なのです。解決の難しい問題が生じても、それを強引に処理しようとすると却って失敗するものです。優しい気持ちで対応できるかどうかがポイントになります。
 問題の解決を図ろうとする時、色々教えたがる人がいます。しかし教えることと育むこととは異なります。教えることには打算が含まれるからです。元々知識を蓄えている人が相手を威圧するに等しい行為だと考えれば分かりやすいでしょう。そのことに気付かず教師の役回りを演じるのは大変危険です。もちろん教えてはいけないわけではありません。大切なのは、「知恵を伝える」という態度に徹し切れるかです。つまり「教えてあげている」といった横柄な態度を改めなければなりません。このことは受け取る側、つまり教えられる側にも言えることで、「教えてもらう」と感じるのは自己卑下し過ぎです。単にマニュアルを教えてもらうだけならそれでも良いのですが、人生の岐路でアドバイスをもらう時は、対等な関係で相談することが問われます。

新しい自分を発見する

 スピリチュアルの世界で言う「変化の波」は、新しい自分に出会う機会でもあります。スピリチュアルコーチングではこうした魂についても取り扱います。
魂はそもそもタブラ・ラサからスタートする存在です。全ての可能性に開かれた存在であり、個性というのは飾り物に過ぎません。誰もが自身の可能性を信じて突き進めば、魂の輝きが見えてくるものなのです。魂を追って努力を続ければ、むやみに他人と比較しようとはしないはずです。羨望や嫉妬は負のエネルギーを生んでしまいますし、自己卑下も成長を妨げます。変化は成長のための変化であり、過去の自分を否定して生まれ変わることを意味するのではありません。成長とは魂に近付くことであり、自分の潜在能力を探ることなのです。
 経歴や地位に恋々とする人は、自らの可能性を妨げます。例えば自らを誇るかのように名刺を差し出す人もいますが、非常に馬鹿らしい仕草です。名刺に書かれた肩書が何だというのでしょうか。自分をその肩書の内に押し込んでしまえば、その肩書を超えた存在になる可能性は消失してしまいます。未来のあなたを保証するものなどこの世には無いのですから、己の可能性を狭めてしまうような真似は控えましょう。
 何かに秀でた人は、他のジャンルで活躍できる可能性が十分にあります。その道で長く活躍した人ほど、今更他の道を探るのは気が引けるはずです。今の自分に満足していればそれでも構わないのですが、物足りなさを否定できないのであれば、何歳からでも挑戦する価値はあります。幸いにも昔とは異なり、現代社会は挑戦のためのツールが多様化しています。いつでもどこでも新しいことを学べますし、色々な選択肢が用意されています。それらを活用しない手はありません。