スピリチュアリティの定義

さて、「スピリチュアリティ」を辞書で引くと、「霊性」または「精神性」と書かれていることが多いようです。しかし、このスピリチュアリティという言葉は現在、これだけの意昧では網羅できないほど広い意昧で使われています。ここで定義するスピリチュアリティとは、「目に見えない人の意識やそれを超えた超意識の領域のこと」です。人の意識には、『顕在意識』と『潜在意識』があります。

顕在意識は、今、私たちが五感でとらえている世界で、言ってみれば、「本人が気づいている情報」です。潜在意識は、普段、私たちが感じることができない心の深層にある意識で、「本人が気づいていない情報」です。そこには、その人が生まれてくる以前からの情報、人生でなにを体験するかという情報、未来の情報、未知なる可能性の情報などが存在しています。

この両方の意識が、人間関係、組織との関係、社会との関係、仕事との関係、お金との関係、恋愛関係、そして、健康にも影響を及ぼしています。一方で、これとは別に『超意識』の領域というものも存在します。これは、私たちの意識を超えたところに存在している情報です。超意識は、宇宙意識や神意識というような、私たちの感情や思考の範囲ではとらえきれない情報であるため、科学、物理学、数学、心理学、教育学、哲学、宗教学などでは取り扱えないものです。つまり、ひとつの正しい答えを導き出すような絶対的なものではないということです。

そういう意昧で、もし、一言で、スピリチュアリティを定義づけるとしたら、目に見えない世界を扱いながら、人生のすべての領域に影響を及ぼしている情報を活かし、その人にとっての生きる意味を明らかにする世界観」だということができると思います。